看護業界のいろいろ話

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看護師がストライキ!!待遇改善を求めて声を上げる!!

こんにちは。けいです。

看護師業界って、看護師の使命感や倫理観に甘えてサービス残業が横行していると思います。

「患者さんのため」
「看護師として経験、学びになるから」
「成長したいと思わないの?」

こんな感じでサービス残業を強要してくるのが看護師業界です。

学びになるからってサービス残業とかクソすぎますね。

そんな風潮のある看護師業界ですが、いよいよ我慢の限界に達した看護師たちが立ち上がり、ストライキをおこしました。

そのストライキを報じたニュース記事のご紹介です。




 全国の国立病院で働く看護師などで作る労働組合が、新型コロナウイルスの影響で業務の負担が増したうえ、物価の上昇が続いているとして待遇の改善を求めて1時間のストライキを行い、佐賀県内でも看護師らが声を上げました。

佐賀市日の出の国立病院機構佐賀病院では、午前8時半ごろから看護師や支援者らおよそ20人が「ストライキ決行中」などと書かれた看板や横断幕を持って、シュプレヒコールをあげていました。

ストライキを行ったのは、国立病院で働く看護師らで作る「全医労=全日本国立医療労働組合」で、労使交渉で新型コロナウイルスの影響で業務の負担が増えたうえ、物価の上昇が続いていると賃金の引き上げなどを求めてきましたが、満足する回答が得られなかったとしています。

組合によりますと、佐賀県内では4つの病院であわせて8人の看護師が1時間のストライキを行ったということです。

佐賀県労連=佐賀県労働組合総連合によりますと、県内でストライキが行われたのは2009年以来だということです。

ストライキを行った看護師で、全医労佐賀地区協議会の樋口一貴議長は「現場はひっ迫していて、患者は減ったがコロナは収束したわけではない。賃金を引き上げ、人を増やした環境でよりよい看護をしたい」と話していました。


引用元はこちらから

www3.nhk.or.jp

 

 

 

新型コロナの影響で業務負担が増える中、待遇を改善して働き続けられる職場にしてほしいと、県内の国立病院機構が運営する病院で働く看護師らが、31年ぶりにストライキを行い、労働環境の改善を訴えました。

独立行政法人「国立病院機構」が運営する全国137の病院の看護師らで作る「全日本国立医療労働組合」では、9日までの2日間、賃上げや労働環境の改善を求めました。

このうち、組合の県内の支部では、看護師らが宮崎市中心部で賃上げなど待遇の改善を求めて署名活動を行いました。

なかでは、多くの看護師が朝から夕方まで休憩が取れない状況で勤務していることや、日中の勤務を終えたあと、そのまま夜勤に入らざるを得ないなど厳しい労働環境を訴えました。

組合によりますと、3年にわたるコロナ禍で業務負担が増しているにも関わらず、賃金や労働環境の改善につながっていない現状を受け、今回は31年ぶりにストライキも行ったということです。

看護師で組合の都城支部の松薗泉書記長は「コロナ禍前からギリギリの人員でやっていて、もはや奉仕の精神だけでやっていくのは難しい状況だ。職員が働き続けられるように職場環境を改善してほしい」と話していました。 

 

www3.nhk.or.jp

 

 

国立の機関で看護師の権利が守られていないということが衝撃ですね。

というか、公務員だからといってホワイトな職場であるということはまったくないですよね。

昔からの悪しき風習をそのまま引き継いでいる病院て珍しくないんじゃないでしょうか。

完全に働くなってしまうと、患者さんの命にかかわってきますが、1時間だけの短い時間のストライキならば患者さんの健康を守りつつ、「わたしたち看護師は現状に納得がいきません」とアピールできますね。